大人ニキビに使ってはいけないニキビケア2大成分
大人ニキビは、以下のように思春期ニキビと真逆のケアをやらなければなりません。
・大人ニキビは保湿重視のケアをやる
それなのに化粧品メーカーは思春期ニキビ、大人ニキビにかかわらず『ニキビ化粧品』として一括で宣伝しています。
これにより大人ニキビの人が、うっかり思春期ニキビの化粧品を使ってしまうのも事実です。
これで症状を悪化させてしまう人もたくさんいるのですよ。
ここでは自分の目でチェックして化粧品選びができるよう、大人ニキビの人が使ってはいけない2大成分をチェックしました。
大人ニキビを悪化させる2大成分
大人ニキビを悪化させる成分は、サリチル酸とイオウです。アクネ菌を殺菌する作用があり、思春期ニキビには有効ですが、大人ニキビに使うと症状を悪化させてしまいます。
サリチル酸
アクネ菌を殺菌する作用があります。
これによりニキビの炎症を改善する作用が得られます。
また古い角質を除去するので、皮脂の毛穴つまりも防げます。
ただサリチル酸は、酸で古い角質を溶かしながら除去するので、ひどい肌の乾燥を招きます。
これにより大人ニキビを悪化させてしまいます。
サリチル酸は、美容クリニックのピーリング剤であり、またニキビ用コスメのプロアクティブやクレアラシルにも含まれています。
大人ニキビの人がうっかり使わないように気をつけましょう。
イオウ
アクネ菌を殺菌し、ニキビの化膿を防ぎ、ニキビを改善する作用があります。
また古い角質を除去し、皮脂の毛穴つまりも防げます。
ただサリチル酸と同じく、角質を溶かすので、肌の乾燥を招き、大人ニキビを悪化させてしまいます。
大人ニキビをケアする方法
大人ニキビは、ニキビだけを治すよりも、肌質そのものを変えることが大切です。
まずは保湿重視のケアをやりましょう。
成分はセラミドが配合されているものがおすすめです。
他にも女性ホルモンに作用するローズや、抗酸化作用のあるビタミンC誘導体もおすすめです。
また大人ニキビは、生活スタイルが大きく関係します。
ストレスがたまると男性ホルモンが分泌され、皮脂腺の働きがさかんになり、皮脂の分泌がうながされ、ニキビができやすくなります。
また睡眠をたっぷりとりましょう。
睡眠不足ではターンオーバーが乱れてしまいます。
またストレスと同じく、男性ホルモンの分泌がさかんになるので、ニキビができやすくなります。
おわりに
大人ニキビと思春期ニキビは、まったく違うケアが必要になります。
そのひとつに化粧品選びがありますが、間違ったものを選ぶと、悪化してしまいます。
また大人ニキビに効果的だと言われている化粧品も、合う合わないがあるので、一度試してみましょう。