イソフラボンでニキビを改善
美容に関心のある人であれば、”イソフラボン”と言えばよく知っている成分ではないでしょうか。
最近では化粧品などにも多く使われるようになったイソフラボンは、美肌やアンチエイジングを目指す女性達にとって積極的に摂取したい成分の1つです。
では、そのイソフラボンが何故ニキビ予防や改善の為にいいとされるのでしょうか。
イソフラボンってなに?
イソフラボンは女性ホルモンの”エストロゲン”に似た構造の為、エストロゲンの働きも良く似ていると言われています。
エストロゲンは子宮や卵巣などの働きを活発化させたり、女性ならではの効果をもたらすだけでなく、皮膚に潤いやハリを与えるなど老化防止にも効果的です。
イソフラボンは豆類に多く含まれているポリフェノールの一種で、豆類の中でも特に大豆には沢山のイソフラボンが含まれています。
イソフラボンの効果は、体内のコラーゲンを増やして肌をハリや潤いのある状態へ導きます。
また血液を綺麗にする働きがあり、血液がサラサラになる事で動脈硬化や高血圧を防ぐだけでなく、肌も透明感のある色になるのです。
イソフラボンが含まれている食べ物
・納豆
・おから
・きなこ
・豆乳
・味噌
イソフラボンは大豆に多く含まれている為、その大豆を使った製品にはイソフラボンが沢山含まれています。
ちなみに1日の摂取量のめやすは40~50mg程度。
これは木綿の豆腐なら半丁で、50gの納豆1パックでクリア出来ます。
日本人は昔からご飯とお味噌汁を食べてきていますから、多くの人が1日の摂取量をクリア出来ているのではないでしょうか。
”ごはん、豆腐と揚げのお味噌汁、冷奴にお醤油をかけて”なんていうメニューなら1食でクリアですね。
イソフラボンとニキビの関係
イソフラボンとよく似た女性ホルモンのエストロゲンは、皮脂の分泌を抑えるといった働きがあります。
そのエストロゲンは歳をとるとだんだんと減っていく為、にきびの出来やすい肌になってしまいます。
そんな人はイソフラボンを摂取すると、にきびが改善し、美肌への道が開かれます。
ただし、(大豆)イソフラボンの取り過ぎはよくありません。
女性は生理前にイソフラボンを過剰摂取すると、ホルモンの関係で更ににきびが増える結果にもなる事も。
イソフラボンと聞くと”美容にいい”というイメージが強いですが、適度に摂取しつづければ、にきびや吹き出物の改善にもつながり、更には美肌にもなるという嬉しい成分です。
ただ過剰摂取すると逆効果になってしまうので、成分のメリット部分だけでなく、デメリットも知っておく事はとても大事ですね。